神戸ポートアイランドに立地するキャンパスに、モニュメントを制作、設営しました。
東西南北への長い通路が交わる中央に鎮座する様子は、
キャンパスにごくごく自然に溶け込んでいる気がしてなりません。
手間に小さくあるのがエスキース。模型ですね。
この模型の形が全てで、昨年暮れに大学側の了承を得られたのです。
そこにたどり着くまで、約一年。神戸現地でのプロデューサーの尽力は勿論あってのことだけど、
仕事の間を縫ってイメージするデザインを描き続けました。
これの意図するところは、大小の波があって、その波たちが寄り添い、繋がりあい、おおきなうねりを起こす。
学生を波に例えて手を取り合う姿を思い描いていました。
作ることの面白さを、ますます知ってしまいました。
感謝!
2017年
神戸学院大学50周年記念モニュメント
ポートアイランドに立地する素晴らしいロケーション。
うねる波を繋ぐ波のシルエットは、碇のようにも見える。
社会へ旅立つ出航をイメージさせる、そんな意味合いがあったりします。
波のシルエットが、見る位置によっての隠れ絵的に、校章のカモメを模しています。