


制作から4年も経ったある日、
hpに掲載していた作品を見て都内から男性がアトリエへ来訪なされ、一目見るなり購入されていった。
後日お宅へ届けにあがると、
その時初めて購入された意味を知ることになる。
亡くされたお子さんを常に感じ想うことができる魂の器としてご所望されたのだった。
当時の作者の制作意図とは乖離した想いがあったことに驚いたが、作品は作り出された瞬間、いいや厳密には制作過程の間に既に自立した意思を持って誕生しており、作品の持つ意思をどこまで表現できるかこちらが試されていたのだ。
IRONWORK 2005「静寂-しじま-」
1980h